当時60万円というレーシック手術費用を払うことができず、裸眼生活を諦めた私は、今までと変わらずコンタクトレンズを使用して生活していました。
「レーシック」という言葉さえ忘れかけていた数年後、インターネットを見ていたら、偶然レーシックについて書かれているホームページに行き当たりました。
すると、なんと数年前は両目で60万円もかかったレーシック手術費用が、この頃には半額の両目で30万円になっていたのです!!
「これなら私にも払える!!」
いちもにも無く、レーシック診察を行っている眼科に電話を入れ、レーシック適応検査を受けることになりました。
さまざまな機器で、視力・眼圧等計ってもらった後、眼科医師さんに直接診察を受けることになりました。
これが妙に時間をかけて、念入りに私の目を調べてくれるので、親切な眼科医さんだなぁくらいにしか思ってなかったのですが・・・。
眼科医師さんは、開口一番、
「残念ですが、レーシック手術は受けられません。」
(えっ?なんで?)
「網膜が剥がれかかってます。網膜剥離ですね。」
(ええっ!?)
まさに晴天の霹靂でした・・・。
レーシック手術が受けられないこともショックだったのですが、それ以上に私が網膜剥離を患っていたことに、とてもショックを受けてしまいました。
網膜剥離なんて、ボクサーの方がかかるとボクシング辞めなきゃならない、くらいの知識しかなかった私は、しばし呆然としてしまいました。
(なんで一般人の私が網膜剥離なの・・・?)
眼科医師さんに、「網膜剥離が完治してから半年後にまた来てください。」と告げられ、失意と共に帰宅したのでした。
私が受けたレーシック眼科: